EC2 のAuto Recoveryが東京リージョンにリリースされました
はじめに
AWSチームのすずきです。
AWSのシステム側に起因するEC2障害が発生した場合、 インスタンスのSTOP、STARTによる再起動操作が必要となる事があります。
この再起動を自動化する「Auto Recovery」機能が東京リージョンでも利用可能となりましたので紹介させていただきます。
Auto Recovery設定
Auto Recovery、AWSコンソールのCloudWatch画面で設定します。
詳細な設定手順は、Auto Recoveryが先行提供されていた米国リージョンと同じです。下記記事をご覧ください。
【新機能】EC2 Cloudwatchの新機能「Auto Recovery」を使ってみた
まとめ
AWSのEC2環境が稼働している仮想ホストやネットワークなどに物理的な障害が生じ、 EC2インスタンス障害に至る可能性、頻繁に発生するものではありませんが、0ではありません。
Auto Recovery設定が可能なEC2インスタンスについては、 システム停止時間の短縮が期待できる当機能を有効化することをおすすめします。
ただしアプリケーションの暴走や、リソース枯渇などに起因するOS障害は、 Auto Recoveryの対象ではありません。 ELBやRoute53のヘルスチェックや、Zabbixなど監視システムの代用となるものではない点はご注意ください。